先日、少し雨が降りはじめた朝の事でした。
通勤の為に車を運転していた私は博多駅付近の交差点を左折しようとしていて、反対車線でひっくり返っている一台のバイクを見つけました。
するとその傍に苦悶に満ちた表情をしながら、なんとか自力で立ち上がろうとしているライダーが居るではありませんか。
私が、ハンドルを握っているのでどうする事も出来ず((誰か助けてくれないかなぁ))と思ったそのとき!
歩道を通行していた一人の女性が縁石をひとっ飛びに乗り越えたかと思うやいなや、そのまま走ってライダーへ駆け寄りました。
「大丈夫ですか!!」と声までは聞こえませんでしたが、その女性は、しゃがみこんでヘルメットの中のライダーを覗き込むようにして声をかけていました。
交差点を通り過ぎる間に見た一瞬の出来事でしたが、私はその女性にプチ感動いたしました。
その彼女以外に通行人は沢山いましたが、他の人達は無関心にそのまま歩き去っていくばかりでした。
最近は他人には興味を示さない、そして干渉しない。残念ながら、そんな人が多くなってしまった様な気がします。
社会が私たちをそうさせてしまったのかも知れませんね。
それでも、その日は彼女の様に”困っている人がほっておけない人”を見て嬉しくなりました。^^
「困っている人がいたら助けてあげる。」
心にいつも持っていたいです。
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