今日も、通常稽古プラス本部合同練習でした。かすや支部での稽古は組手中心の稽古になっています。特に先ずは本部の塾生達と互角に戦える様にディフェンスと間合いについて指導しました。相手が自分よりもリーチがある場合、ない場合、身長が高い低いなどの条件にあわせてディフェンスや攻撃をしなければなりません。小さい相手は自分の懐に入ってくる前に前蹴りで止めて相手の間合いにさせない。相手の手足が届かない場所で攻撃することが出来れば楽に戦えるはずです。上段蹴りを何度ももらってしまうケースでも、それを回避する有効な手段です。逆に自分よりもリーチのある相手には素早く懐に入って接近戦で戦う方が有効だと思います。今日は本部の組手でその成果が即出せましたので、本人の自信になってくれると思います。どんな相手が来ても瞬間的に相手にあった間合いを読み取る力を身につけていける様に稽古をして行かなければなりませんね。もう一つ感じたのは、相手の攻撃に対する過剰な反応が自分の攻撃の妨げになっている事です。例えばかすや支部は昨年一年間準備体操の時に必ず腹筋運動と腕立て伏せをして来ました。これはお腹や胸に少し筋肉をつけて相手の攻撃から受けるダメージを少なくすることが狙いです。もちろん息を吐くことも大事です。それを使って、ある程度は相手の攻撃をもらっても過剰に反応せず、むしろ構わず打たせといて、こちらも攻撃し続けれる圧力が欲しいと思いました。決して後ろに下がらない強い気持ちも必要です。かすやの子なら出来ると思っています。それにしても、この1週間で子供達の心に明らかな変化があったと感じます。ご自宅でのご家族のサポートに感謝しています。自宅での練習はとても大事です。毎日2分を何ラウンドでも構いませんのでミット打ちをお願いします。あとランニングについては短距離ダッシュが有効です。絶対に安全な広い場所で全力疾走をし、最初は10秒間全力で戦える体力、次は20秒全力で戦える体力という風に徐々に長くラッシュを続けれるように瞬発力と心肺能力を同時に訓練します。攻撃は最大の防御なり!攻撃をし続けることが出来る身体をつくりましょう!