8月10日篠栗町荒田高原で810まつりが開催されました。このお祭りは篠栗町旅館組合青年部が主催して今年から始まったお祭りです。規模はまだ小さいですが数軒の出店もあって、美味しいお蕎麦屋や焼き鳥を頂く事ができ賑わいを見せていました。荒田高原は元々篠栗町のお遍路に訪れる旅人の宿が集まっている地域でしたが、今では宿の数も少なくなっています。ですが篠栗町が数年前から取り組んでいる森林セラピーや、廃業していた荒田高原の旅館をリニューアルして開業したファステイング旅館(断食旅館)がにわかに話題を呼んで注目され始めています。
お祭りクライマックの護摩焚きがはじまりました。護摩焚きは一見キャンプファイヤーのようですがそうではありません。諸説ありますが護摩壇に火が投じられ炎の中へ僧侶が護摩木を投じて祈り煩悩を焼きつくすと言われる法要なのです。燃え盛る炎はまるで龍のように火柱となって夜空へ伸びていき、ハンニャシンキョウのこだまする森の空間がとても神秘的でした。